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アーユルヴァストラ

アーユルヴァストラ(Ayurvastra)なるものを知りました。けど、こちらのアーユルヴェーダ医師やテクニシャン、調剤するひとなど聞いても一人として知っている人はいません。
新しい用語のようです。
オーガニックコットンを薬草などで染めて、身に着けて薬効を得ようとするもの。
この染める技術自体は昔からずっとあって、ここによるとこういう言葉(イニシャチブ?)をつくって環境に優しい×健康で売り出そうとしているみたい。ただ、技術は伝統あり確かなよう。
Ayurは命
Vastraは布

というか、これ私が葉山にいたときにヨモギを摘んできて5本指靴下を染めたのと一緒!!
この靴下とても足があったまるのです。

薬草で染めたものはほんとに薬効がある。
日本なら日本の身近な野草で染めたいー。
また、やりたいな。野草専門家の知人の超素敵なお宅でやらしてもらいました。
草の色が布に移る瞬間はミラクル。
野草を摘むのもなんか瞑想な感じ。むわっとした草いきれの中、草と向き合う。こんなに草をみることもないし。ひとつひとつ丁寧な手仕事っていいなー。

アーユルヴァストラ_d0106737_21104767.jpg

# by sachighana | 2012-09-05 21:12 | インド旅

今日も日が暮れる

わたしはアーユルヴェーダとか、伝統医療とか、なんらかの治療家になりたいと思っていない。
伝統医療や近代医療をめぐる人々の社会的な側面や周りの自然環境との関係に特に興味がある。
そこに人の痛みや病いへの本当の癒しのヒントがあるんじゃないかなって思っている。
なので、その理論やどういう治療がどういうときに、どういう体質の人に行われてりるのかは知りたいけども、診断やトリートメントを自分で行えるようになりたいわけでもない。
けど、なんらかで心豊かな暮らしに、自然に寄り添える暮らしに役に立ちたいと思っている。
日本の伝統医療をめぐる人々に興味があります。インドのアーユルヴェーダを例にヒントを得たい。
どう痛みと付き合っているのか。
地域に暮らす人たちがそこにあるもので、そう痛みと向き合って癒しを得ているのか。

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薬草兼カレーのスパイス摘み
# by sachighana | 2012-09-05 20:59 | インド旅

自然療法学ぶなら

自然療法のことをもっとちゃんと学びたいなら、バンガロールにあるここを勧められました。
患者として来ていた針治療などをメインとして自然療法を医師としてやっている若い女の子が教えてくれた。
Nisargopcharよりずっと大きくて、教育施設や講座もしっかりしている。

バンガロールにあるJindal Nature Cure Institute.
ここアーユルヴェーダの病院でも、Jindalがいいと言っている患者さんいました。有名みたい。
たしかにwebサイトみるととても大きそう。
# by sachighana | 2012-09-04 12:53 | インド旅

Nisargopchar Ashramには鳥が多い。
鳥の巣は毎日チェック
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# by sachighana | 2012-09-04 12:28 | インド旅

ガンジーのひらいた自然療法アシュラム

アーユルヴェーダ病院の前は、ガンジーが設立したNisargopchar ashram(ニサルゴプチャール)に行ってました。
puneから40kmのUrulikanchan(ウルリカンチャン)という村(と言ってたけど、農村って感じじゃなくそれなりに商店が並ぶ幹線道路沿い、駅もある町)にある。
こちらは、自然療法を提供する施設で来ている人は近くの大都市ムンバイの人が多かった。
目的は、ダイエット、糖尿病、高血圧などが8割。あとは、消化力が悪いとかリウマチ、足腰が痛い、ただリラックス。
自然療法もアーユルヴェーダと同じく、インド政府で認められていて、それ用の専門大学に5年半行って国家資格をとるそうだ。研修医もいた。

食事は塩気、油がほとんど使われておらず、ほとんどの人がウォーキングを課されていて、それようの道もある。ごたごた、ごみだらけのインドでこの中だけはユートピア。鳥もたくさんいて、くつろげる。

ガンジーのひらいた自然療法アシュラム_d0106737_1145484.jpg

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基本の定食。これが1日2回。チャパティは材料の種類により2種類。野菜煮、野菜スープ、バターミルク(ちょっと酸味がある。脂肪分を抜いた牛乳だと)、サラダ、チャツネ(ココナッツでめっちゃおいしい)。
これ以外にニンジンジュースやKADHAっていうハーブティー+ミルクを朝7時など決まった時間に。
ここの食事をおいしいというインド人はほとんどいない。私は塩ふりかけて(低血圧だからふりかけなさいって医師の指示が…。血圧低めだけど、ふつうだと思うんだけど)すっごくおいしくって、日に日においしさは増して、やみつきになりそうだった。
体が味の濃いものに慣れていたら別だけど、おいしい塩加減というのは個人個人の体質で違うし、塩気は海からくる命の源。やたら減塩、減塩ってするのには違和感がちょっとあった…。もちろん味覚を自然なものに戻すことは大切。

ダイエット目的の人は、フルーツ断食の人も多い。

ここでの話題は、ダイエットのことと結婚の話が90%。若い女の子も結構多くて、27,28歳でみんな親に決められた相手と結婚するのがふつう。結婚したら、束縛される、自由がなくなるからしたくないって子がほぼ全員。できればしたくないものらしい。結婚に夢ないのかぁ。
ひとり30代後半で結婚しないことを選んで、ばりばり働いているお姉さんがいた。家族が大好きで同居しているらしいけどマイホームを買うのが夢だと。周りのプレッシャーにもまけず、家族ともうまくやっててすごいなぁ。気配りは半端なく、すごく素敵なひとだったけど、好きな人との結婚でも夢なかったのかな。恋愛結婚も増えているって話だった。サリーは未だかつて着たことがないし、だから着方も知らないという現代派。

ここはいろんな人がいる。
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患者たち。結構若い人が多かった。

滞在費は、宿泊、食費、マッサージ(これが40分で40ルピー(60円))などこみこみで12日間で3500ルピー(5000円)くらいだった。
宿泊 シングル250ルピー/泊。スチームバス代など込み。
食事 チャパティ、チャツネ、サラダはそれぞれ4ルピー。野菜煮、スープ、炊き込みご飯などはそれぞれ10ルピー。ニンジンジュース10ルピー/100ml。ハーブティ、ミルクそれぞれ4ルピー/100ml。4と10ルピーの2種類のクーポン制。
マッサージのみ直接現金で払う。40ルピーで生活足りるのかなぁと心配。マッサージ用のココナッツオイルは門前の売店で自分で購入49ルピー/180ml。

大手企業勤務の上流のインド人が多かったけど、超金持ちクラスはいなかったかな。ここはNGOに運営されている。
生活習慣病の人が多いけど、たしかにここは生活習慣を改めるにはもってこいだと思う。
ほんとの病気の治療となると???な感じはします。
リラックス目的の人も意外といて、西洋医学の医師だという人も何人かあった。食事して、散歩して、勉強がはかどるとか言ってました。
# by sachighana | 2012-09-04 11:53 | インド旅


見たい、知りたい、やってみたい! 気づいたらアフリカに。2年の滞在後、葉山で2年。次の舞台は京都。「健康のありかた」について、自然とともにある人々の行動に着目して研究しています。


by sachighana

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