カテゴリ:読書( 8 )

病気の意味

「病気には意味があると思う。」
そんな私の発言に、気が狂ったのかみたいな扱いをされた。
それは圧倒的多数の人の普通の態度なのかもしれない。
特にその人が科学者、特に医師であったら普通の態度なのかもしれない。
病気は根絶すべき敵である。

生態学視点だと人口調節としての疫病って話があるけど、個人としても病気は人生のイベントとして意味があるんだと思う。
なぜそのタイミングでその重篤度の疾患ができたのか。
多くの気づきと人のつながりを生むきっかけになったりもする。

問題は私の考えがマイノリティだという意識とその発言にどういう扱いをされるかということの想定がきっと足りていなかったのだろうな。
率直すぎた。

たまたま別の本を探していた時に発見した本!
なぜ人は病気になるのか」上馬場和夫

もう心、鷲づかみ。
病気には意義がある。病気の意味論を説いている。
しかも上馬場先生はアーユルヴェーダの勉強を少ししたときに読んだ好きな本の著者でもあったので、またうれしい。
しかも、しかも、上馬場先生は医師で病気の意義を説いている。
西洋医学も中医学も仏教も、そしてインド医学も知りつくしている。
医療従事者がっていうのは大きい。

ネイティブ・アメリカンの治療師
「病気を治すのは簡単だ。問題は病気そのものより、その病気をなおすべきか、どうかということだ。」

古来の伝統医療の治療師は、東洋でも「病気」に対してそのような考えを持っていて、病気よりも病人に重きを置いている。
「病気」という経験資源を経て、新たな自己と人生理解をもたらす想像的なプロセスであると治療師は考えている。
人の体験としての病気である「病い」を丁寧に扱って、実際の疾患としての病気だが治った事例は枚挙に暇がない。

私は狂ってなんかいないぞ。
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by sachighana | 2012-06-17 14:11 | 読書

The Web of Life

Webの元の意味はクモの巣。

日本語にも訳されている「タオの自然学」の著者フリッチョ・カプラの別の著書「The web of Life」より

「生態系の本当の姿の基本的な原則は、相互依存である。一つの生態系を構成するすべての要素は、巨大で複雑に絡みあった関係のネットワーク、すなわち生命の天網(web!)の中でお互い繋がりあっている。自らの構成員にとって、自らの本質、自らの存在そのものは、他の構成員との関係から導き出されるものである。相互依存、すなわりすべての生の営みがお互いに他者に依存しあっているということはすべての生態的関係の特質である。」

とっても当たり前だけど、それだけに忘れがち。
相互依存、相互扶助。コミュニティに必要なことは生態系の基本の基そのものだったのね。
依存しあう。
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by sachighana | 2012-06-11 19:43 | 読書

ありかた

西村さんの本を久々に読んだ。
かかわり方のまなび方
やっぱり面白い!
腑に落ちる言葉や表現がたくさん。
言葉にした時点でその言葉が持つ意味がひとり歩きして本質とはそれてしまうことが多いと思う。
それが、私が言葉をうまく扱えない理由のひとつかもしれない。
けど、西村さんの言葉はなぜが心のやわらかい部分と繋がっている気がする。

人の持っている能力がみな発揮されれば、人はいきいきとし、助け合い、地球は丸くなる。
そう思っている。
じゃあ、どういう生き方、あり方で人の能力が相補的に発揮されるのか。

ファシリテーターというと、ワークショップなどのいわゆる「ファシリテーターさん、お出番ですよ~」って言う感じのある日常ではない特別な機会に必要とされるイメージがあるけど、日常の人の関わり方や物事の処理の仕方など、外部とのかかわり全ての中で、必要となる「要素」なんじゃないかなと思った。

この本で、
面白い!と、うなった内容
「人間にも他の動植物と同じで、ある一定の条件が整うと意志とは関係なく、自動発動する。」

植物の種は、温度や湿度、光など一定の条件が整えば、自動的に芽が生える。
それと同じように、人間もある条件(ここでは、共感、無条件の肯定的尊重、自己一致の3つ)っがそろえば、人間の頭と心が一致していく。って意味かな。
だから、教育とはする側の視点で「能力を引き出す」ことではなく、「能力があふれだす」こと。

「人間は常に「よくなろう」とする手を毎瞬毎瞬うっている生き物」
よくなろうとは、生命としてしっかり存在すること。自分の内側と一致すること。
それは他の誰かの手助けもなく、自分の手続き・意志で行っている。それを常に行っている。ほんとはね。

うーん、
もう一読してみよう。

全てのキーワードはあり方だと思います。
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by sachighana | 2011-11-27 12:23 | 読書

存在させあう時代

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う〜ん、
田口ランディさんの言葉って、やっぱり好きだ。

何年か前に読んだ「旅人の心得」を図書館でふと手にとって、再読。
その読む瞬間によって、まったく異なる読後感。
前読んだ時はこんなに深くぐっときたっけ!?

何て言葉で表現したらいいのかわからない気持ち。もやもやとして、表現したい!ってこと。
そんなことを、うまーく言葉にあてはめて、躊躇なくすっぱり伝えてくれる。
表現したいことにイコール(もしくは≒)の言葉を探すんじゃなくて、あえて核心の周辺の言葉をつなぎあわせることで、核心をぽっかりと心に浮かばせてくれる感じ。
ランディさんの伝えたいことはこちらは想像するしかなくて、
だから、そこには私に主観がばっちり入っていて、
だから、う〜ん共感した!って思えるのかもしれない。

けど、その浮かび上がらせたい核心は自分にとって、今必要なことで、だから今浮かび上がってきてるんだよね。
他人は自分の鏡というけれど、田口ランディさんの文章も自分の鏡なんだろう。

心に残った内容(以下は私の理解による文章)

「自分以外の人や物に心がもあるに違いないと思った瞬間からそこに心は生まれる。
だから、生きるというのは世界に意味と心を与え続けること。
みみっちいことをしないで、世界のありとあらゆるものに自分の心を映して、共に心あるものとして存在させあうこと。
そこから新しい時代が始まる。」

石投げると石がいたいんだよって教えてくれた、沖縄の野生児。
彼は石に心を与えていたんだろう。

自然のいただきに、家の冷蔵庫に、近くの大切な人に
心を与えていただろうか。
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by sachighana | 2011-10-23 07:54 | 読書

クジラの島の少女

この映画みたい~

「ニュージーランドの先住民マオリ族のキャスト&スタッフが結集した、心温まる人間ドラマ。マオリ族の小さな村で族長の孫として生まれたパイケア。だが族長は跡継ぎになれる男の子が欲しかったと落胆する。祖父の哀しみを知る彼女は、自分がなんとかして跡継ぎとして認められようと奮闘するが……。マオリ族の信仰の対象であるクジラの映像が圧巻。」

ですって。



ニュージーランドに行きたいんだ。
中学生のとき、一番興味ある国について調べましょうという課題で、まよわず「ニュージーランド」のことを調べたことを思い出す。
自然と人とが、どう生きてるの?
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by sachighana | 2011-06-24 12:32 | 読書

読みたい本

いつでも、だれでもうちにおいで~と言えるような部屋になってきました。
というのも、この休みに東京や埼玉やつくばのお友達が来てくれるから。
といっている間にゴールデンウィーク。
間に合わないので、もう整え途中でもお迎えしちゃう。

葉山の古材屋の桜花園でもらった桐の棚を磨きおわれば、かなり美しくみえるわと。
(もらったのは震災前だよ…、だらだらだ;;)
これは立て壊しの民家から、救い出してきたものだそう。
ごしごし磨いて、桐の棚の色がするすると変わる。
命を吹き返していく古い家具。
古いものっていい。
磨く楽しさ。

お部屋づくり、たのしも。

それにしても、
今、本を読みたい、読みたい。
時間はつくるもの~と思うけど、休みが入ると遊びや旅行の予定を…。

今読み途中&読みたい本
1、環境民族学 (環境と人との関係、アニミズム)→読んでみて、友達がかしてくれた。私の知りたいところ、よくわかってる。
2、戦争広告代理店→上記と同じ友人が貸してくれた。
3、グッドニュース(by David Suzuki)→職場でかりっぱなし。そろそろ返さねば;;
4、「本の虫ではないけれど」、「幸福に驚く力」(by 清水真砂子)
5、インドの生命科学 アーユルヴェーダ(by 上馬場和夫)

ひとまず以上。今月中には読み通そう。
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by sachighana | 2011-05-02 13:05 | 読書

初女おばあちゃん

初女おばあちゃんの本。
初女さんの握ったおにぎりひとつを一口食べただけで、涙した人がいる。

そんな話を以前聞いた。
それが、すんなり理解できた。
本に出てくる一言、一言がとても愛おしくて、かけがえないものに感じて、大切に思いながら読んだ。

こころが入ったものを食べると、人は力がわく。こころが満たされる。細胞は躍動する。
『受け入れられた』と感じる。
食べ物を丁寧に生かして調理することは、人を生かすこと。

与える、そしてそれを忘れる。それが奉仕であり、自分も救われることなんだろうと思います。
『今』を生きることによって、これから進むべき道が示されてくる。
人は人によって磨かれる。

何度も読み返したい一冊となりました。
新年いい本との出会いました。
初女さん、ありがとう。

初女さんが誰でも受け入れてくれるという青森にあるイスキアに行きます。必要だから。


いまを生きる言葉「森のイスキア」よりいまを生きる言葉「森のイスキア」より

講談社 2002-11
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by sachighana | 2010-01-05 23:00 | 読書

モノとわかれる!生き方の整理整頓

この頃、やっと本が読めるようになってきました。
帰国してから、ずっと読んでも、読んでも、文章が頭を素通りして、ただ文字を目で追うことしかできなかった。
気持ちが落ち着いていなかった、混乱して、ざわざわして。
帰国したらよむぞーって思っていた小説も何冊も読んでみたけど、全然。特に小説が読めない。
そんな状態でまともに仕事ができるわけもなく、あまり頭や気を使わない専門職のときはよかったけど、
事務仕事を始めてからは、ありえない!!っていうミスばかり。

まだ不安定でぐらぐらだけど、いい調子↑
で、読書のカテゴリを作ってみました。

第1段 『モノとわかれる!生き方の整理整頓』

部屋がごちゃごちゃ。これって、心模様をそのままあらわしてる。
友達にも、古いものをすてて、物理的にもスペースを作らないと、新しいものは入ってこないよーと言われたので、この半年で捨てられなかったものをちょびちょび捨てていました。
でも、まだこだわって使うかもーと捨てられないものの山。
先週末に会った他の友達に、また部屋の整理は自分自身の整理と同じ,
手放したら楽になれる!と言われ、もうひと段階捨てないとー!っと思っていたところ、この本に出会いました。

モノとわかれる! 生き方の整理整頓モノとわかれる! 生き方の整理整頓

岩波書店 2005-05-12
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ものを捨てるための判断をするのは、自分にとって大切なことは何かを知ることになる。
ものを捨てる過程で、「これからもこのままでいいのか。変わりたいのか。」を自問する。
無駄な固執をなくせる。
どんなライフスタイル、人生を送りたいかがはっきりする。
落ち着いた心が得られる。

自然界には無駄なものは何もない。必要なものが必要なだけあり、見事な調和をはかっている。

たかが、部屋の整理、されど部屋の整理!!
さっ、掃除しようー!
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by sachighana | 2009-12-29 10:28 | 読書


見たい、知りたい、やってみたい! 気づいたらアフリカに。2年の滞在後、葉山で2年。次の舞台は京都。「健康のありかた」について、自然とともにある人々の行動に着目して研究しています。


by sachighana

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